2種類の三角定規を1枚ずつ使って、どのような角度が作れるでしょうか。
もくじ
角をそのまま使って
まず、30度、45度、60度、90度、180度は、下のように、すでにありますね。
それでは、三角定規を組み合わせて角を作ってみましょう。
三角定規を合わせて角を作る
30度+45度で75度ができました。
60度+45度で105度
180度-60度=120度
180度-45度で135度
180度-30度=150度
ここまでは、簡単に作ることができると思います。
難問 15度の角
難しいのは、15度 です。
三角定規を重ねてよしとすれば、下のように、
45度-30度で15度を作ることができます。
では、三角定規を重ねないで15度を作ることができるでしょうか。実は、定規を使って線を引けば三角定規を重ねなくても、15度を作ることができます。
上のように、三角定規を2つ合わせた四角形の辺を伸ばしてできた角は15度になります。
165度は、三角定規を重ねないと作ることができません。難しいですが、重ねて作った15度を使います。
180度-15度で165度
このように、0度から180度まで、15度おきに角を作ることができます。
180度より大きい角
次に、180度より角度が大きくなる角の作り方を見ていきましょう。
180度+30度で210度
180度+45度で225度
180度+60度で240度
360度-(60度+45度)で255度
360度-90度で270度
360度-(45度+30度)で285度
360度-60度で300度
360度-45度で315度
360度-30度=330度
三角定規を重ねれば、下のように195度と345度を作ることができます。
180度+15度で195度
360度-15度で345度
これで、195度から345度までの角を作ることができました。