算数の学習では、多くの公式が出てきます。本当に覚えることが必要な公式でしょうか。もちろん大切なもの、仕組みを理解するのは小学生には難しいものもあります。しかし、中には公式を覚える必要のないものもあります。
速さ=道のり(kmやm、cm)÷時間(時、分、秒)
濃度=重さ(kgやg)÷体積(㎥や㎤)
人口密度=人数÷面積(㎢や㎡、㎠)
これらの単位を見てみましょう。
速さはkm/h、濃度はkg/㎥、人口密度は 人/㎢ となりますね。
小学校段階ではこれらの単位は用いません。
しかし、この単位は式を表していることがすぐにわかります。(「/」がわり算を表していることは自明でしょう。)この単位を理解させれば、速さ・濃度・人口密度の公式を覚える必要は全くありません。
より詳しい説明は、外延量と内包量のページでしています。