下のように、3つの塾の合格者数に関する表があります。(クラスを3グループに分け)自分の担当する塾にとって都合が良いように、グラフを作りましょう。
もくじ
A塾にとって都合の良いグラフ
A塾は、合格者数が減っています。しかし、塾生の数も減っており、塾生あたりの合格者数は増加しているのがポイントです。
そのため、下のような、縦軸がパーセンテージになっているグラフにする方がよいでしょう。
他の塾と比べて、合格率が高いことがよくわかるグラフになりましたね。
B塾にとって都合の良いグラフ
B塾は、合格率は下がっていますが、合格者数は増加しています。
そのため、下のように、縦軸が人数になっているグラフにする方が都合が良いでしょう。
特に、上のグラフの目盛りは、B塾は2人ずつに対して、A塾は5人ずつになっています。
また、B塾の縦軸は20人~34人ですが、A塾は400人~435人と大幅に異なります。グラフをパッと見ただけでは気が付きませんね。グラフから、A塾よりも、B塾の方が優れている印象を受けますね。
C塾にとって都合の良いグラフ
C塾は、下記のページで「究塾」として様々なグラフを載せています。
今回紹介する授業とは少し異なる展開ですので、ぜひご覧ください。
実際に、様々な塾が、様々なグラフを用いてアピールをしています。グラフから情報を受け取る我々は、パッと見ただけでデータを判断するのではなく、欺かれないように、情報を精査し、検討する必要があるということを、児童に伝える必要があるのです。
[…] 算数を究める2020.03.09自分の塾をグラフでアピールしよう ~グラフの活用… […]