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質問と発問の違い

投稿日:2019年8月17日 更新日:

授業(特に指導案)では「発問」という言葉が頻出します。日常生活では「発問」という言葉はあまり使わず馴染みがなく、「質問」という言葉の方がよく聞くのではないでしょうか。ここでは「質問」と「発問」の違いについて説明します。また、いくつかの解釈がありますので、複数記載したいと思います。

 

国語辞書での違い

質問とは

「わからないことや疑わしい点について問いただすこと」

「問い質す(といただす)」は「意味がはっきりとわからない点を尋ねて明らかにすること」です。

「問い【正す】」は「間違いを直すこと」

「問い【質す】」は「不明な点を明らかにすること」 だそうです。

発問とは

「問いを発すること」「問いを出すこと」「質問をすること」

あります。

 

国語辞典では、「質問」と「発問」は同義として扱われているようです。

 

教育用語としての違い

「学校教育辞典 教育出版」によると以下のように示されています。

質問とは

「教材に関する過去の経験(既知・既習)の再生・再認を目的とし、おおむね一問一答でなされるものである」

発問とは

「未知・未習の提示によって、思考活動を活発にさせ、集団的に意見や見解の対立・分化を想定するものである」

 

つまり、「2+3を計算できますか?」や「昨日はどんな勉強をしたんだっけ?」といった問いは「質問」であり、

「どうやったら解けそうかな?」や「考えに似ているところはないかな?」といった問いは「発問」であると言えるでしょう。

上記したように「質問」も「発問」も「問い」に含まれると考えられます。

 

おまけ

教員の中には「問う側が答えを知っている場合は「発問」で、答えを知らない場合は「質問」である。」と考えている人もいるようです。

「授業には「質問」は不要である」とは思わないし、「これは「質問」、次は「発問」と意識して用いること」も不要であると考えます。

授業の中では「質問」を行うことで児童が自己を振り返り、「発問」を行うことで新たな算数を創っていくことが大切です。

教師からの「問い」、同級生からの「問い」、自分自身の「問い」が授業の源だと言えるでしょう。

 

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