算数を究める

算数の基礎と雑学をわかりやすく解説します。よりよい算数授業と算数好き児童を増やすサイト

単発授業

輪を切るとどうなる?パターン②(4年生以上)

投稿日:2019年2月17日 更新日:

短冊状の紙を用意するだけで、ほぼ準備のいらない授業です。児童の活動も多く、話し合いも活発になるため、授業参観におすすめです。保護者も結果に驚きです!

導入

本時の学習につながる簡単な問題を提示する。

「輪の真ん中をぐるっと1周切ります。どんな形ができますか?」

答え 同じ大きさの離れた輪が2つできる

問題

実物を見せ、今日の問題を確認する。

「2つの輪を、直角にくっつけます。先ほどと同じように、輪の真ん中をぐるっと1周切るとどんな形ができますか?」

課題

問題を解くために、様々なアプローチをしてみよう。

予想

どんな形になるのか予想を出させる。このとき、一人一人が実物を持っており、色々な角度から見させられるとよい。

また、必ず1人1つ自分の考えを持つようにさせる。

グループ協議

2,3人グループになり、どんな形になるのか協議をさせる。協議の流れとして

①一人一人が根拠を明らかにして自分の意見を言う

②全員の意見を聞いて、同じところと違うところを話し合う

③グループとしての意見をまとめる


を徹底させる。

全体協議

グループでまとめた意見を学級全体で共有し、協議を行う。

実演・答えの確認

実際に紙を切って、どんな形になるのか確認をする。

授業の後半は、2通りの展開が考えられる。このページでは、児童に様々な形を考えさせて思考を深める。もう1つの展開はこちら↓

新たな問題を作らせる

次は児童一人一人が様々な輪を作り、もし、こうだったらどうなるのだろう。という仮説を立てさせてから実際に切らせる。

A 大小2つの輪を直角につけた
B 同じ大きさの輪を少しずらしてつけた

その後、こういう形の輪を切ったらこういう形ができたという報告をさせる。アルファベットは上の画像と対応

A
B

まとめ

問題を解くには、結果を想像することと、実際にやってみること、他の人の意見と自分の意見を比べることが大切です。

振り返り

授業を通して感じたことを書かせる。

 

-単発授業

執筆者:

関連記事

長方形はいくつある??

長方形とは何かを学ぶ小学校2年生から、組み合わせの学習(コンビネーション)をする高校生まで授業で扱うことができます。 問題 下の図の中に長方形はいくつありますか? 解法①コツコツ数える 場合分けを行い …

驚きの面積の求め方!ピックの定理

面積を求めるには様々な公式がありますね。今回は、数多ある求積法の中でも、シンプル&驚きのピックの定理について紹介します。     ピックの定理とは… ピックの定理が使える条件は、 ・すべての辺が直線で …

小1~小6対応 思考力を鍛える問題:形の仲間分け

どの学年でも行うことのできる図形に関する授業です。隙間時間でも行えます。 問題 下の12個の図形を仲間に分けましょう。 上の図形はすべて私がwordで作成したものです。元の画像には色がついています。 …

腹囲がどのくらい減れば、痩せて見えるのか

ダイエットをするときに、やはり気になるのが、人の目ですね。 一番気になるお腹周り(腹囲)が、どのくらい減れば、外見が痩せて見えるのかを数学的に考えてみましょう。 見た目はすぐに変わらない まずは、人の …

不思議な時計のひみつ

上映77周年記念ミッキーファンタジーアワー限定時計 という面白い時計があります。 上の画像を見ていただければお分かりの通り、文字盤が一般的な時計とは異なります。 画像の短針は4を指しているので4時です …