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1年生の算数

ブロックを操作させる際の抑えたいポイント

投稿日:2018年9月24日 更新日:

小学1年生の算数において、ブロック操作は欠かせません。このページではブロックについて考えていきたいと思います。

なぜブロックを使うのか?

そもそも、どうしてブロックを使うのでしょうか。棒じゃダメなのでしょうか。

低学年の算数では「まとまり」を意識させることが非常に大切です。この「まとまり」は「5のまとまり」と「10のまとまり」を意識させればいいでしょう。(これは十進位取り記数法に関係しています。)例えば、8を半具体物(ブロック)で表すと下のようになります。

数え棒では下のように「5のまとまり」なのか「6のまとまり」なのかが、わかりにくいですね。

「6のまとまり」にしてしまった場合、数え棒では、6こあることに気付きにくいですね。

このように、数え棒では、まとまりを捉えにくい という欠点があるのです。

では、ブロックではなくおはじきではどうでしょうか。

おはじきは丸い形ですね。四角いブロックの方が「まとまり」が意識されやすいのです。

四角いブロックの方が、数字が大きくなったときに十進位取り記数法や面積の考えへと発展しやすくなるのです。

ブロックの並べ方

次に、ブロックの並べ方について考えていきましょう。教科書や指導書では、当たり前過ぎて触れられていないこともありますが、絶対に授業中に触れる必要があります。

上でも触れましたが、1年生の算数では、「まとまり」を意識することが非常に大切です。8を表すときに、5のまとまりを意識して置くようにさせましょう。

子どもが半具体物をばらばらに置いたり、一直線に並べているときは
「先生が一目見て数がわかるように」
と声をかけたほうがいいでしょう。

2年生のかけ算では、5の段をはじめに学習することからも「5のまとまり」が大切であることがわかります。

計算とブロック

それでは、計算におけるブロック操作について考えていきます。何度も言いますが、「まとまり」を意識させることが非常に大切です。もちろん、ブロックをバラバラに置く操作でも、下のように解は出ます。

「りんごが2ことオレンジが3こあります。りんごとオレンジはあわせてなんこでしょう。」という問題のとき、ブロックがバラバラでも全てを数えることで答えは出せます。

しかし、まとまりを意識しないと「繰り上がりのあるたし算」と「繰り下がりのあるひき算」の計算で行き詰まります。

まず、繰り上がりのあるたし算では「9+3」のように被加数(左の数)の方が大きい計算を扱います。これは、10進位取り記数法では、大きな位が左にくることから、10のまとまりを左に作る方が自然な思考の流れだからです。

どちらも13ですが、左の方が自然ですね。

そして、この上の考えはブロックで10のまとまりを作ることが定着していなければ絶対にできません。

繰り下がりのあるひき算におけるブロック操作

繰り下がりのあるひき算において「10から□もらってきて」という考えはブロックを10のまとまりとして置くことができてこその発想です。「12-3」をブロック操作で考えてみましょう。

ブロックがばらばらでも、数えることで答えはだせます。しかし、「10のまとまり」がわかっていたほうが、明らかに解きやすくなりますね。
10のまとまりを作ることにより、10を崩す(10からもらう)考えがうまれます。

上のように、ばらから先に取るの (減々法) か、10のまとまりから先に取るの(減加法)かは別のページにて説明をします。

繰り下がりのあるひき算のブロック操作では下のようなブロックの取り方はさせないようにしましょう。

「11-3」のブロック操作

上のやり方では、5のまとまりまで崩してしまっています。10のまとまりを崩しても、5のまとまりは崩さないようにブロックを取ります。

このように、ブロックは算数の基礎的な考えである「まとまりを作る」思考の補助として、とても有意義です。

  繰り上がりのあるたし算についてはこちら↓↓↓

繰り下がりのあるひき算についてはこちら↓↓↓

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