4年生以上を対象とした「答えが複数ある問題」です。
「筋道を立てて考え説明することの大切さ」や「算数を知らないと損をする(知っていると得をする)こと」、そして「算数って楽しい!」と思ってもらえる授業になるかと思います。ぜひ、授業で扱ってみてください。
もくじ
問題
解法
男子にはとおるくんが得をするように、女子にはのぞみさんが得をするように「相手を説得しよう!」と投げかけると、解法が広がり、思考が深まるでしょう!
解法① とおるが得をする考え
解法② のぞみが得をする考え
解法③ 折衷案的な考え
このように、同じ問題でも、いくつかの答えが出てきますね。「自分がより得をするためにはどうするのか」を考えることはとても楽しく、有意義な学習です。
算数的ではありませんが、以下のようなおもしろい考えも出てくるかもしれません。
解法④ ずるい考え
解法⑤ 男前な考え
「男らしく」は人権的にアウトかもしれませんが…。
どの解法であっても、きちんと筋道を立てて考えられており、論理の組み立てができていれば、認めるべきでしょう。