わり算の筆算で起こりうる間違いは、主に
商の立て間違い
です。この商の立て間違いによって、あまりが除数より大きくなってしまったり、何度も何度も書いては消しての繰り返しをしている子が多くいます。
ここでは、商を立て間違えても答えを出すことができる「積み上げわり算」について紹介します。
わり算の筆算では、通常、あまりが除数より大きくなってしまったら、商を立て直します。しかし、積み上げわり算では、気にせずそのまま続けていきます。
下がそのやり方です。
もちろん、最後の最後はあまりは除数より小さくなります。逆に言えば、あまりが除数より小さくなるまで(0以下は論外)、どんな数でも商を立て続ければ、最後にすべての商をたすことで解を出すことができるのです。
ぜひ、わり算の筆算が苦手、商を立てるのことが苦手というお子さんに教えてみてください。