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4年生の算数 単発授業 思考力を鍛える問題

自分の塾をグラフでアピールしよう ~グラフの活用~

投稿日:2020年3月9日 更新日:

下のように、3つの塾の合格者数に関する表があります。(クラスを3グループに分け)自分の担当する塾にとって都合が良いように、グラフを作りましょう。

 

A塾にとって都合の良いグラフ

A塾は、合格者数が減っています。しかし、塾生の数も減っており、塾生あたりの合格者数は増加しているのがポイントです。

そのため、下のような、縦軸がパーセンテージになっているグラフにする方がよいでしょう。

他の塾と比べて、合格率が高いことがよくわかるグラフになりましたね。

B塾にとって都合の良いグラフ

B塾は、合格率は下がっていますが、合格者数は増加しています。

そのため、下のように、縦軸が人数になっているグラフにする方が都合が良いでしょう。

特に、上のグラフの目盛りは、B塾は2人ずつに対して、A塾は5人ずつになっています。

また、B塾の縦軸は20人~34人ですが、A塾は400人~435人と大幅に異なります。グラフをパッと見ただけでは気が付きませんね。グラフから、A塾よりも、B塾の方が優れている印象を受けますね。

 

C塾にとって都合の良いグラフ

C塾は、下記のページで「究塾」として様々なグラフを載せています。

今回紹介する授業とは少し異なる展開ですので、ぜひご覧ください。

実際に、様々な塾が、様々なグラフを用いてアピールをしています。グラフから情報を受け取る我々は、パッと見ただけでデータを判断するのではなく、欺かれないように、情報を精査し、検討する必要があるということを、児童に伝える必要があるのです。

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