算数における心理マジックを行いたいと思います。下の式になるように、問題文を作ります。

下の中から一つずつ単語を選んで問題を作ってください。
ペンキ ・ りんご ・ ロープ ・ ヘビ
あなたは、何を選びましたか?あなたが何を選ぶのか当ててみせましょう!↓↓↓
あなたが選んだ単語は、ずばり、①はロープ 、 ②はペンキ です!当たりましたか?
なぜその単語を選ぶのか(種明かし)
まず①と②の共通点は、どちらもかけられる数(被乗数)が整数ではありません。
「整数でない」ということは、分離量ではなく、連続量であるということです。(大体)リンゴ3.2個やヘビ2/3匹とは言いませんね。この時点で、リンゴとヘビは選択肢から外れます。
次に①と②の相違点について考えます。①は小数、②は分数ですね。
我々は、小数は直線で、分数は面で捉えていることが多くあります。
教科書で見ると、小数はロープなどの長さに関する問題、分数はペンキを塗るなどの広さの問題がほとんどなのです。
問題を作る際には、このような潜在意識をも意識しないと、児童の思考の妨げになります。
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