算数を究める

算数の基礎と雑学をわかりやすく解説します。よりよい算数授業と算数好き児童を増やすサイト

6年生の算数 単発授業 思考力を鍛える問題

だれを大会に出す?~情報整理の活用~(6年生)

投稿日:2020年3月8日 更新日:

6年生の情報を整理して活用する学習後に行うことができます。

問題:ひな、さくら、かのん の3人のうち1人だけが、ボール投げ大会に出場できます。大会では、ボールを一球投げて、遠くまで飛ばした人が優勝となります。下の表は、3人の練習におけるボールを飛ばした距離をまとめたものです。

あなたなら、だれを大会に出しますか?

 

どの値に注目するかによって、出場させたい選手は変わります。ここでは、最高記録の値(最大値)、最低記録の値(最小値)、平均値、中央値で見ていきましょう。

上の表は、児童の実態に応じて出します。資料の整理の学習後ですので、児童に数値を出させることが望ましいでしょう。

それぞれの数値を追っていくよりも、個人を追うことで、数値を複合的に見る力が養われます。

それでは、それぞれの選手について考えてみます。

ひなは、なんといっても最大値18mという魅力があります。しかし、最小値8mという危険性も無視できません。大会は一発勝負ですので、少し賭けな気もします。

さくらは、平均値が13mと最も高く、最小値も12mと高いので、大会での失速はなさそうです。優勝はないけど下位もないといったところでしょうか。

かのんは、中央値が14mと最も高く、平均値、最大値、最小値のどれも真ん中です。程よい好記録で、失敗もやや少ないといえるでしょう。しかし、ひなほどの爆発力はないですが、さくらほどの安定もありません。

 

このように、誰を選ぶかどうか正解は多様です。児童には、「中央値が…。」のように、キーワードを含めて説明ができるようにさせたいですね。

-6年生の算数, 単発授業, 思考力を鍛える問題

執筆者:

関連記事

「相似な図形」はこれでカンペキ!相似な図形のかき方8種類!

小学校における平面図形の最後を飾るのは「相似な図形」です。「相似な図形」のかき方、全8種類について紹介します! 今回は、2倍の拡大図のかき方について説明します。 マスに注目してかく! はじめに行う相似 …

タクシーでいくら払う?(4年生以上)

4年生以上を対象とした「答えが複数ある問題」です。 「筋道を立てて考え説明することの大切さ」や「算数を知らないと損をする(知っていると得をする)こと」、そして「算数って楽しい!」と思ってもらえる授業に …

直方体を何回切れば展開図になる???

直方体があります。 この直方体には12本の辺がありますが、展開図にするためには、いくつの辺を切ればいいでしょうか?? 解法① くっつく辺の数を考える 直方体の展開図を考えます。 直方体の展開図の周りの …

割り切れる数を探そう!

割り切れる数の見つけ方を知ることで、わり算や約分が格段に楽になります!知っていないと損する割り切れる数の見つけ方を紹介します。

外延量と内包量の意味や違いを知っていますか?

連続量は、外延量と内包量に分類されます。分離量と連続量についてはこちら↓↓ 分離量と連続量の意味と違いを知っていますか? 外延量 外延量とは、物体の合併がそのまま加法を意味するような量です。 長さ:3 …